【リズムの読み方】タイのついた楽譜の攻略法!3つの曲を使って!

歌やピアノをやっていると、「タイ」という記号が出てきます。

音と音をつないで、一つの音として演奏するんですね。

これがなかなか面倒です。

だけど、これができなければリズム感のあるかっこいい演奏にはなりません。

タイのついたリズムを正しく歌ったり弾いたりするためには、まずタイを取ってリズム読みをします。

今回は、私の教室の生徒さん達に人気のある「ハナミズキ」、「春よ、来い」、「ひこうき雲」の3曲の1部を使って、タイのついた楽譜を正しく演奏するための練習方法を紹介します。

タイってなあに?

音楽の用語で「タイ」というのは、同じ高さの2つの音をつないで演奏するための孤城の記号です。

ネクタイの「タイ」と同じで、「結ぶ」という意味です。

タイのついた2つの音は切らずに、一つの音のように伸ばして演奏します。

似たような記号に「スラー」があります。

これは違う高さの音についていて「なめらかに演奏して」という意味です。

スラーは2つの音についている場合もたくさんの音についている場合もあります。

スラーの始まりから終わりまでをなめらかに演奏しましょう。

タイは同じ音に、スラーは違う音についていますから、混同しないようにしましょうね。

タイのついたリズムを正しく読む方法

さて、このタイのついた楽譜を正確に読むのはなかなか大変です。

ポップスではシンコペーションというリズムの取り方がよく使われていますが、その時にタイで拍の終わりの音と次の音をつないであります。

そこをリズム通りに歌えたらかっこいいです。

タイのついたリズムを正しく歌ったり弾いたりしたい時は以下の方法を順番通りにやってみてください。

面倒くさいと思われるかも知れませんが、一番確実な方法です。

①タイをとってリズム読みする
②タイをとったまま音程をつけて歌ったり弾いたりする
③タイをつけるけど、つながった音を強調する
④普通に歌ったり弾いたりする

「ハナミズキ」から

一青窈さんの「ハナミズキ」、本当にいい歌ですね。

この歌を素敵に歌ったり弾いたりしたいですよね。

でもこの曲にもタイがついています。

今回は、上にある「果てない夢がちゃんと」というところを正確に歌えるように練習しましょう。

1 タイを取ってリズム読みしよう!

まずはタイを取り、音程もなくしてリズム読みをします。

このようになります。

手拍子しながら落ち着いてゆっくりとリズム読みしましょうね。

2 音程をつけてリズム読み→歌詞で歌う

リズム読みができたら音程をつけましょう。

でもまだタイはつけません。

リズム読みができたら歌詞で歌いますが、タイをつけたら伸ばすだけの音にもことばを入れます。

そうすると「はてないゆゆめががちゃんんと」となります。

3 タイをつけるけど、つながった音を強調する!

次はやっとタイをつけますが、タイでつながった音を強調して歌います。

これによって、漠然と伸ばすのではなく拍の頭を意識することができるようになります。

ここ大事です!

4 普通に歌ったり弾いたりする

ここまでできたら楽譜通りに歌ってみましょう。

きっと今までよりもかっこよく歌ったり弾いたりできると思います。

このように、タイをつけて伸ばしたとしても、拍の頭をきちんと押さえることがとても大事です。

「春よ、来い」から

松任谷由実さんの「春よ、来い」。

NHK朝ドラの主題歌として1994年に発売された曲ですが、今でも根強い人気を誇っています。

また2011年秋には、東日本大震災のチャリティー企画として、何千人ものファンとの大合唱が行われました。

この曲にもタイがあります。

今回は曲の最後の「夢をくれし君の まなざしが肩をだく」の部分を練習してみましょう。

1 タイを取ってリズム読みしよう!

これも、「ハナミズキ」と同じく、まずはタイを取り、音程もなくしてリズム読みをしましょう。

休符もちゃんと声に出しましょう。

付点4部休符という見慣れないものがありますが、ここは分かりやすく「ウンウ」と読むことにしますね。

2 音程をつけてリズム読み→歌詞で歌う

次は音程をつけますが、タイはまだつけません。

本来はタイがついて伸ばすだけの音にも「ゆめをを」などと言葉を入れて読みましょう。

3 タイをつけるけど、つながった音を強調する!

タイを戻して普通の楽譜にしますが、伸ばす音の拍をしっかり感じないでダラーっと伸ばしたら、リズム感が身につきません。

ですから伸ばしますが、タイで結ばれた2つめの音もちょっと意識して歌ってみましょう。

4 普通に歌ったり弾いたりする

さあ、それでは普通に歌ったり弾いたりしてみましょう。

きっとリズムに乗って軽く歌えるようになっていると思います。

「ひこうき雲」から

松任谷由実さんの「ひこうき雲」、聴いていて感動しますよね。

ほんとにいい歌だなぁと思います。

でもこの歌もたくさんタイがついていて、シンコペーションをかっこよく決めないといけません。

特に、最後のサビのところがなかなか難しいです。

ではここを攻略しましょう!

1 タイを取ってリズム読みしよう!

タイをとってリズム読みをすると、下のようになります。

手を叩いたり、メトロノームに合わせたりしながら同じテンポでリズム読みをしましょう。

2 音程をつけてリズムまたは歌詞で歌おう!

次に音程をつけますが、タイはまだつけません。

丁寧にやるならまずリズム読みそれから歌詞で歌うといいですね。

大丈夫そうなら、リズム読みは省いてもいいです。

この時のポイントは、本来はタイで繋がっている2音目にもことばを入れることです。

「そらににー」のようにですね。

3 タイをつけるけど、つながった音を強調する!

しっかりとリズム通りに歌える(弾ける)ようになったら、いよいよタイをつけましょう。

但し、タイでつながった2つめの音を意識するために、そこを強調して歌います。

「そらにイー」のようにですね。

4 普通に歌ったり弾いたりする

ここまでできるようになったら普通に歌ったり弾いたりしましょう。

きっと、今までよりもリズムに乗って楽しく演奏できるようになっていますよ!

 

 

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35年間の中学音楽教師の経験を生かして、現在は吉岡裕美ミュージックスクールにて歌とピアノのレッスンをしています。
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また、30年間、大津少年少女合唱団の指導をしています。

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