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ピアノの弾き語りに憧れている大人の方がたくさんおられます。
「小田和正みたいになれるわけはないけど、ちょっとでも弾き語りできたらかっこいいよな~。」
そういう声をよく聞きます。
突然ですが、ちょっとこの動画を見てください。
実はこれ、私の夫です。(笑)
夫は、子供の頃は野山を駆け回るやんちゃ坊主で、音楽とは縁のない生活をしていました。
それが、ある時、ピアノに興味を持ち始め、今では自由に弾き語りしています。
でも、若い頃、突然ピアノを叩き始めた時は、ジャンジャンジャンジャン、とにかくジャンジャンと叩き続けるもんだから、うるさくてたまりません。
でも、そうやってコード(和音)を体に吸収していたんでしょうね。
弾き語りができるようになった最初の頃は、こんな感じです。
無心にピアノで遊んでいるうちに、だんだんと進化して、自由に弾き語りができるようになってきたんですね。
楽譜も読めないのに、何でも弾き語りしちゃうから、羨ましくもあり、ちょっぴりしゃくに障る存在でもあります。(笑)
さて、こんな感じで、弾き語りには決まりも形もありません。
それで、とっつきやすいものからやり始めてみましょう。
私は、ピアノ初心者の方が始めやすい弾き語り楽譜を探してみたんですけど、残念ながら無料でも有料でも、本当に初心者におすすめの楽譜を見つけることはできませんでした。
それで、今回は私が作った、ピアノ初心者におすすめの弾き語り用楽譜を5つ紹介します。
自由にダウンロードして、弾き語りに挑戦してみてください♪
こちらの記事もおすすめです。
「ピアノ超初心者の大人も出来た弾き語り!50代男性の練習方法を紹介!」
https://flowerlove.kumamoto.jp/piano-hikigatari-syosinsya
ピアノ弾き語り用の無料楽譜はあるの?
上で言いましたように、ピアノの弾き語り用の無料楽譜は、残念ながらありませんでした。
あったのは、歌詞の上にコードが表示されているものとソロ用の楽譜でした。
コードを見て、ぱっと鍵盤の上に手を置ける方なら、無料のコード付き歌詞はとても嬉しいですね。
また、ソロ楽譜は右手部分が歌のメロディー、左手部分が和音になっていますので、それを見て、右手で和音、左手でベース音を弾けるなら、これもありがたいです。
しかし!
ピアノ初心者の方が求めているのは、右手部分に和音が付いていて、左手部分にベースの音が付いているもの。
このような弾き語り用楽譜の無料版はありませんでした。
無料版だけではなく有料のものもありません。
有料のもので「初心者用」と書いてあっても難しすぎて、初心者にはおすすめできません。(汗)
それで私が作りました!
それも、なるべく簡単なコードで弾けるように。
ここに紹介する五つの楽譜は全部ハ長調で書いていますので、基本はC(ドミソ)とF(ファラド)とG(ソシレ)です。
まずはCとFとGのコードを覚えましょう。
Cはドミソでもミソドでもソドミでもいいです。
他も一緒です。
その時に弾きやすい、または歌いやすいものをピアノでたたいてください。
左手部分はベースの音を1小節分伸ばしています。
また、左手部分にはドレミを付けています。
最初は、右手は1拍ずつ、4拍子ならジャンジャンジャンジャン、左手は1小節伸ばしましょう。
でも決まりはありません!
勝手にやればいいんです。(笑)
その和音さえ合っていれば。
ピアノ弾き語り初心者におすすめの無料楽譜5選
それでは、私が作ったピアノ弾き語り初心者におすすめの無料楽譜を5つ紹介していきますね。
日本著作権協会では、その曲の作曲者がお亡くなりになって70年以上経っていれば、許可を得なくても自由に編曲ができるとあります。
上から4曲はそれに当てはまります。
5曲目の「少年時代」に関しては、許諾を得ていますので、安心して使ってください。
こげよマイケル
この曲は黒人霊歌の一つなんですが、誰でも聞いたことがあると思います。
ハ長調で作っているので、CとFとGの3つのコードで弾くことができます。
もちろん、この楽譜の通りに弾かなくてもいいんですよ。
C(ドレミ)とF(ファラド)とG(ソシレ)のコードを覚えたら、リズムや鍵盤の場所を変えて、自由に遊んでくださいね。
楽譜は、こちらからダウンロードできます。
燃えろよ燃えろ
この曲は、もとはフランス民謡の「星影さやかに」ですが、「燃えろよ燃えろ」という歌詞で、キャンプファイヤーの時に歌われます。
皆さんも学生時代に、炎を囲んで歌ったことがあるのではないでしょうか。
こちらは、C、F、Gの他にG7があります。
G7は、ソシレにファを加えたコードです。
楽譜はこちらからダウンロードできます。
大きな古時計
有名な「大きな古時計」。
日本でも前から歌われていましたが、2002年に平井堅さんが歌って、大ヒットしましたね。
こちらもハ長調で書いています。
アメージング・グレイス
アメージング・グレイスはとても有名な賛美歌ですね。
いろいろなコード展開のバージョンがあり、かっこよく演奏することができます。
こちらではハ長調で、とても簡単に作っています。
その気になって、かっこよく演奏してみてください。
少年時代
井上陽水さんの「少年時代」、ほんとにいい歌ですね。
オリジナルのキーはAですが、こちらも初心者向けにハ長調で書いています。
どうぞ楽しんで歌ってくださいね。
さらにレベルアップしたい方のために
私が作ったハ長調の無料楽譜で弾き語りができるようになったら、さらにレベルアップした楽譜で練習してみましょう。
上の5つの曲の中で、「こげよマイケル」と「燃えろよ燃えろ」は最初の練習用で、人に聴かせるものではありませんが、あとの3曲は、どれも素敵な曲ですね。
レベルアップした弾き語りをされたい時は、下の楽譜がおすすめです。
大きな古時計
こちらの楽譜はヘ長調で書いてあります。
ヘ長調というのはFキーのことで、鍵盤のファがベースになった調です。
「大きな古時計」はハ長調ではちょっと低くて歌いにくいので、このキーは歌いやすいと思います。
この楽譜では、あまり和音を使ってなくてポロンポロンと弾くようになっていますから、「大きな古時計」の温かい感じが出るのではと思います。
家族の前で披露する第一曲目にされたらいかがでしょうか。
アメージング・グレイス
こちらの楽譜は1番をFで書いてあり、2番で1音上のG(ト長調)に転調します。
1番は優しい感じで、2番は少し華やかな雰囲気になります。
2番からが難しい場合は、まず1番のFの部分だけを練習しましょう。
少年時代
こちらはオリジナルのA(イ長調)で書いてあります。
右手は基本ジャンジャンジャン、左手はターアタ ターアタで、簡単ですけどかっこよく聞こえます。
Aのキーは3つもシャープがありますが、指の形を覚えたら、そんなに恐れることはありません。
後奏がかなり長く、ピアノ演奏を聴かせる形になっているので、最初は無視しましょう。(笑)
でも、ここまできたら立派なプレーヤーです!
吉岡裕美ミュージックスクール熊本では、弾いてみたい曲をその方のレベルに合わせて弾けるようにするレッスンを行っています。
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